shopmenfile063 琉球新麺 通堂(とんどう) 小禄本店 おとこ味ミニラーメン おんな味ミニラーメン(63・64杯目)
本日オフ、昼前に昔の職場だった我が最寄駅から2駅の加古川駅と言う所に繰り出し、実食2軒を完了するも、許容量完全オーバーの本日は130%位か(適当な数字笑)、満腹で身動きが苦しく即帰宅。その後横になっているとすやすやと眠りに就いてしまった、やってもうたものグラムです(笑)。
まあ、クリスマス商戦で消耗した体力がかなり今日でチャージされた感はあるので良しとして、今現在はもう全国年末モードでしょう、ワタシもしっかり良い年末と年始を迎えたいのでそれなりに動きます(笑)。
では!
今回で12月の沖縄遠征の記事最終となります、なんとかこれで締めれたかなと、いやまだコレアップ出来てないがなですが(笑)、最終トリとしてもなかなかのお店です。おし!体力回復!ばっちいぐでっ!!!
はい!
今回はラーメン道に入り初の沖縄、那覇遠征に行って参りました。その2日間の工程最後の店舗にいよいよ到着。もうこの後は帰るのみなんですが、いやまだ早い、今回の味わいをしっかり頂いてから帰るでと意気込んでいました。現在2食完食ながらカラダはまだ実食するのを知っているのでかなり頑張っている模様、まだ空きありまっせ〜と言われている様だった(笑)。

通堂(とんどう) 小禄(おろく)本店
とうとうやって来たと言う思いが湧くこの到着。実は以前ご紹介させて頂いた商品化された一品をご覧頂ければと思います。それは↓コチラ。
file02400 株式会社新横浜ラーメン博物館 通堂 おんな味 1食入
あの新横浜ラーメン博物館で商品化され販売されているのが通堂のおんな味1食入りボックスですが、その通堂さんはまず新横浜ラーメン博物館で1年限りの限定で出店されたのが最初(2001年3月6日〜2002年2月24日迄)で、その後2002年8月10日にこの小禄本店がオープン。今現在16年経過している沖縄といえばのラーメン店。
詳細は↑の記事にてお伝えさせて頂いていますが、簡単にお伝えすると、新横浜ラーメン博物館、ラー博の企画として、ご当地ラーメンがない地域に新たなラーメンを提案する「新ご当地ラーメン創生計画」があり、その企画で動かれ誕生したのが通堂さんなんです。
通堂さんは有限会社オフィスりょう次、金城良次さんが代表。1988年に「居酒屋野郎 りょう次」を開店された、元は居酒屋からのスタートとなっています。今現在この通堂は沖縄に5店舗、そして新横浜ラーメン博物館にも現在1店舗(復活され現在に至る)、沖縄で確実にファンを掴み進化されているお店に到着、この時の喜びは大きかったです。
この通堂と言う名前ですが、昔、通堂町という多くの人々が行き交う大変賑わった港町があったそうで、琉球の玄関口でもあった「通堂町」は発信地として多くの人々が集まる地域だったそう。その通堂町にあやかって沖縄ラーメン文化が栄える事を願い付けられたネーミングだそうです。そしてその名の如く沖縄をはじめアジアや世界中に琉球新麺を味わってもらえる様、心のこもった一杯を提供し精進されている、と。
めっちゃ海外観光客の待ちが多いがな!
今までの那覇遠征最高の待ちが出来ているこの光景は実は30名位は居ただろう、その殆どが海外観光客の方々でした。もちろんその中に日本人もいらっしゃったんですが、圧倒的な海外観光客の店外の多さに喜びの次に来た驚きと、これどれ位時間掛かる?という不安感も出て来た一瞬(笑)。ウェイティングボードに名前と1名の1と書く。1名っておらんのちゃうん?なアウェー感がありながらも待つしかない(笑)、しばし撮影をしながら待っていました。

しかしいざ蓋を開けると20分弱で大きな声で呼ばれ(笑)、は、はい〜と中へ。海外観光客の方々は6名や8名などの団体が多く、テーブル席に一気に案内され、実は直ぐに店外は静かになり、ベンチに腰掛け待っていました。1名でお待ちの、のエスコートのお母さんの声が響く瞬間はちょいと恥かし(他にだれもおらん笑)。しかしこのエスコートのお母さんの仕事っぷりは慣れていて素晴らしかったなあ。

この時実は13:57。昼時を過ぎた時間帯ながらにこの賑やかさ。席数は49とあり規模はかなり大きいながらにカウンター、テーブル、そして座敷ともにお客さんがおられるこの状態。海外旅行客のこの多さは沖縄に来ればココと言う情報発信がなにかしらされているのは間違い無いでしょう。この後券売機待ちでしばらくこの場所で待機。

この様にランチメニューもあり、ミニラーメン設定があるのに気づいた瞬間でもありました。おっ!コレは行ける!と直感的に脳がピピピと働き(笑)、今回実食、覚悟を決め凛々しい顔で(のつもり笑)いざ!券売機前に立つ。

それにしてもこのメニュー量の豊富さには圧巻。基本はおとこ味の博多豚骨ベースと、塩のおんな味がメイン。その他は辛みそと焦がしにんにくのおとこ味ベースの味わいにつけ麺まであります、しかし台湾ラーメンやみそラーメン、通堂ブラックなるものまであり、気になるじゃあないか!となる(笑)。しかし今回は揺らぐ事は無く意を決し食券購入。だ、大丈夫かな?の奥からの思いはシャットアウト。(笑)。
そしてカウンター席に着席。中のキッチンはオープン。しかし広いです。

中見えないですけど(笑)。この通堂さんのお冷はウォーターサーバーでも無ければ水でも無い、お茶がポットで完備。ワタシの目の前にもありコレは嬉しかった。だけど飲みすぎると腹膨れるで〜と声が内側から聞こえてくる(笑)。わ、わ〜とるがな!(笑)

替え玉もあり、そしてその右側には麺ゆでの硬さの表示もあります。最近では全国的に広まったこの麺の硬さですが、沖縄ではまだどこでもあるものではありません。そして驚きなのはハリガネ設定がある事。バリカタ以上のこのハリガネ、どれ位の方が頼まれるかかなり興味がありましたが、今回ワタシはバリカタ設定に。ちなみにおとこ味ベースの味わいにのみの対応です。
約10分後、いよいよやって来たのはコチラ。完全に初の味わいから。コレです!

おとこ味ミニラーメン。ミニ設定があり本当に助かった!と思ってしまうのはあくまで個人的ですが(笑)、この見事な白濁の豚骨、キクラゲも乗り、もやし、チャーシュー、ネギのシンプルスタイル、本当に美味しそうです。
では頂きます!

しっかりオイル分も感じられますがさっぱりと行けそうな感覚が個人的に感じられました。

頂きます!ずずz。
やはり九州のサラサラとしたスープ。しかしその旨味は凝縮でかなり濃厚。しかしさらっと飲めてしまうさっぱり感も感じさせる美味しさがお見事としかいい様がありません。しっかりコクもあるクリーミーで美味しかったです。

バリカタ仕様のゆで上がりはコチラ。正直撮影もあり時間との戦いでしたが(動画も撮った為笑)、多少実食まで時間が掛かったもののしっかりばっつりした食感を感じる事が出来ました。低加水感バッチリの細ストレートは文句無い仕上がり。博多テイストを感じながら、個人的には沖縄ご当地的な感覚は無いと思ってしまったのは正直な所。しかしこの一杯の仕上がりは本当に美味しかったです。
では、これにて沖縄の全てのメニューが終了。とは参りませんよ!(笑)今回何故ミニ設定をオーダーしたかと言えばコレだ!

そう!おんな味ミニラーメン!
以前ご紹介させて頂いた商品化された↑がこのおんな味で、それだけの実食では本当に個人的には納得が行かない、おとこ味も両方頂きたい!と思いながらコチラに来させて頂いた際、このミニ設定があるのを知り、やったと心から喜んだのがワタシでした(笑)。しかし意外とミニと言いながら結構なボリュームがあったぞ?と言うのと、もう腹は限界を超えている中、というのはさておき(笑)、やはりこの味わいは頂かないと帰れない(笑)。初の連食。(と言いながら同時に仕上がり持って来られましたけども...笑)
本当に澄んだスープがキレイな仕上がり。昆布もしっかりで(↑の一品のめかぶを思い出す笑)、おとこ味とは全く違う味わいに期待感が高まります。いざ!


旨味が凝縮されていそうなこの仕上がり。
うん、豚げんこつ、鶏ガラ、香味野菜と昆布で作られたというスープはかなりさっぱり。しかし旨味は凝縮の自然な甘味が余韻として感じられる美味しさ。おとこ味、おんな味も納得のネーミングでかなり頂きやすく、このおんな味自体が沖縄そばを連想させるラーメンで、よりご当地ラーメンらしさを感じられた美味しさでした。

この平打ち麺は↑の商品化と比べるとかなりしっとりみずみずしく、しかしどちらにも共通して感じられた粘度の低い歯切れの良い滑らかな麺も沖縄そばを連想させる仕上がりで、非常に優しく美味しかったです。ラー博商品化の一品とはやはり印象はかなり違いましたが、旨味がしっかりした優しい美味しさが印象的でした。ラー博さん商品化は優しいだろう味わいにしっかり旨味を効かせた印象でこの味わいもかなり美味しかったながら、お店の味わいは本当に優しくもしっかり旨味の美味しさだった、と個人的に感じました。
そして完食後、店内を見渡してみると、やはりもう混雑は無くなり静かになって来ていました。それでもこの後にもポツリポツリとお客さんは来られている人気店、今後も沖縄ご当地ラーメンとしてより発展して頂きたいと思いながらお店を後に帰路に向かいました。

琉球新麺 通堂(とんどう) 小禄本店
〒901-0155 沖縄県那覇市金城5-4-6
TEL
098-857-5577
営業時間
11:00〜25:00
定休日
無休
駐車場
店舗下6台
メニュー
おとこ味 720円
おとこ味ミニ 620円
辛みそ おとこ味 790円
黒こがしにんにく 790円
おんな味 680円
おんな味ミニ 580円
台湾ラーメン 700円
通堂ブラック 680円
つけ麺 780円
チャーシュー丼 430円
通堂チャーハン 500円
通堂ギョーザ 300円
等
公式HP
http://www.ryoji-family.co.jp/ryukyushinmen_tondo.html#m4
MAP


ものグラムインフォ:Instagram(cupmen)/Instagram(RAMENSHOP)/Twitter
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shopmenfile062 麺処 天神矢 黒兎(くろうさぎ)
本日やっとの思いが強いオフ前を迎えている、おっしゃ〜〜!ものグラムです(笑)。
しかしながら今年のクリスマス商戦は台風の様にぶわっと一瞬で過ぎて行った感がありながらも、なかなかにハードで実は今日の朝もなかなか寝起きが悪かったです(笑)。でもまあなんとか実食もこなせたので良しというトコロですが、いやいいや、今少し気が抜けて風船的に言うと若干シワが出て来た、まだ原型はとりあえずあるカンジ(笑)。な、なんとか元気っす(笑)。
では!
今から気合という空気を注入してパンパンの風船のごとく参る次第!んも〜〜いぐでっ!!!
今回は沖縄遠征からのショップメン、いよいよ初回あと2軒ですが、その内の1店舗、今回自分でもまさかと思う急遽予定変更で来させて頂いたお店が今回です。この自分では思いもしなかったご縁は何か神秘的なものを感じるんですが、本当の本当に候補、調べていた中で出て来た店舗位だった、それがこの最寄駅に到着時に自然に降りてしまった、と言うと言い方が悪いですが、実は予備知識など全く無い中駅から歩を進め到着、はコチラのお店でした。

なかなか個性的なルックスの外観ですが、一見ラーメン店かもわからないかもしれません。ではもう一枚。

麺処 天神矢
そう。今回はゆいレール沿線、美栄橋(みえばし)駅から徒歩約5分圏内、那覇の国際通り商店街からも近い場所にある店舗、麺処 天神矢さんに急遽訪問となりました。この急遽は理屈では無いご縁でしたが、到着時、個性的な外観と、中は全く見えないドアから、初訪問ではなかなか入りにくいかもしれないなと思いながら、意外とその時は何も思わずインさせて頂きました。
この天神矢さんは、やはり地元の方メインに愛されているお店だそうで、沖縄でも珍しい味噌推しのラーメン店。2012年12月にオープンされたそうですが、この同じ場所に以前出されていたお店もかなり地元で人気のあったお店だそうです。
そのお店がコトブキというお店で、元々は居酒屋。しかし店主のラーメン好きが高じて2008年からラーメンを提供される様になった魚介醤油お美味しさがウリで、地元の方に根強いファンも多かった店舗だったそうです。そのお店は2012,年11月に閉店され、その店主は9年間の沖縄の生活を経て故郷の静岡県に帰り、今現在では伊豆で麺屋台 かじまやを土曜日のみ週一回営業されているそうです。(しかし2018年今現在のリアルは当サイトでは把握出来ておりません、ご了承頂けます様宜しくお願い致します)
そのコトブキから再生するが如くオープンされた同じ場所の店舗は、実は当時コトブキでスタッフとして働かれていた方がその方向性を受け継ぎ、醤油では無く味噌推しながら随所にコトブキの面影を感じさせ今なお人気のある店舗として営業されている、そこに訪問させて頂けたご縁でした。
そしてまず最新情報をお伝えさせて頂きますと、公式twitterでは、お店の暖簾を見て帰る方がやはりいらっしゃるそうで、現在店主のお母さんからクリスマスプレゼントとして新しい暖簾(3色)を頂けたとあり、12月10日訪問から約2週間後の今、綺麗な黄色の暖簾が掲げられた写真を公開されているのを見、ほっこりさせられました。
では!
当時に戻りイン!させて頂きましょう!
居酒屋のテイストがかなり理解出来る薄暗さと暖色の照明、カウンターがメインで突き当たりには小上がりの座敷もあり、神棚もある和を感じさせる店内は訪問時カウンター3客、小上がりには学生さんと思われるグループ約4〜5名で、比較的空いている状態でした。しかしなかなか独特な和空間に、外からは入りにくいだろう反面、いざ中に入ると居心地の良さを感じる温かさがありました。
そして先ずはお冷を、と思うとやはりコチラのお店でもウォーターサーバーセルフ。沖縄で今回3回目、やはり沖縄では割合が多いのでしょうか?全国ミネラルウォーター消費量のトップに常にランクインされている沖縄ならではと言ってもいいでしょう。まずこの美味しいお水を頂きます。
そしてメニューを見させて頂きますが、おっ!!

元々のコトブキさんの時代から、メニューのネーミングに個性があり、実際の味わいもかなりインパクトのあるものだったそうです。その系譜として今でもそのコトブキさんからの息吹を感じられるのがファンにとっては堪らないそうです。ラーメン、つけ麺ともに個性的なネーミングなのは一目瞭然、天神味噌から始まり、白兎とウサギのネーミングも初の体験でした。激辛や激盛りのG系(ラーメン二郎)インスパイアをも感じさせる盛りのサービス精神あるメニューもありましたが、今回はデフォ、の味噌を頂きたいとは思いながら....、衝動にかられる一品、思うままオーダーさせて頂きました!(笑)
では!
その完成がやって来た!いよいよのご対面はコチラ。

うわっ!
と、正直想像もしていなかったルックスに戸惑いを感じさせる程の一杯、実は黒兎。味噌推しの天神矢、そのベースのスープが豚骨で、味噌ダレに天神味噌が使用されているそうです。デフォは天神味噌ながら、今回は兎に惹かれ、白はなんと牛乳。それもかなり頂きたいながら今回はかなりフリーなチョイス、個人的絶対コレやろチョイスをさせて頂いたのが黒、黒兎。要は九州の焦がしにんにく、黒マー油仕立ての豚骨味噌。もう聞いただけでも堪らん、と想い率直に目の前にこの光景です(笑)。めっちゃ黒い。けどうまそう!もうこれしかありませんでした。
では後は頂くのみ!
まずアップ!

超濃厚そうなのは見た目からしっかり感じさせながる、誰もがわかる特濃感。黒マー油も全体に掛かるこのルックスはなかなかのエクストリームさえ感じさせます。しかし美味しそう。いざ頂きます。

オイル感、スープにオイルの蓋をされている札幌を感じさせる味噌の濃厚そうな仕上がり。このこってりを感じさせる味わいはいかに?ずずz。
うわ!!!
と、見た目の衝撃からさらに、実食に移るとえっ!と思わせた意外がさらっとしながら濃厚な豚骨味噌。おそらくベースの豚骨はさらっと旨味しっかりで、味噌は正直北のテイストとは全く違う陰ながらにインしている感じながらも、このオイル層はコクあり、黒兎のマー油感もしっかり感じさせるビターもありました。勿論濃厚は濃厚なんです、しかし全くクドさを感じさせませんでした。バターまで乗っていたのに。
しかし各地の良いとこどりなミックスは個人的には今までに感じた事の無いミックスで、新しさをかなり感じた美味しさでした。特筆事項は温暖な沖縄地区においてもオイルの蓋、熱を逃がさない寒冷地仕様な味わいが頂けたのは正直かなり大きい出来事、一品だったのは間違いなく、札幌訪問時に頂いたスープの熱さを対局する沖縄でも感じられたのはかなり大きかったです。あぢっ!と心の中で何度も思いました(笑)。
麺!

平打ちの均等に仕上がった麺はかなり綺麗。ですが、自家製の卵不使用の麺だそうです。この麺こそ沖縄を感じさせる素直な歯切れの良さ、そして弾力も決して強く無く、みすみすしさのある麺。沖縄そばからインスパイアされた様な。決してかんすいや弾力、一般的ラーメンの感覚では無い仕上がりこそがこのスープに馴染むバランスだったのかな?すこぶる濃厚ながらにさらっと頂けた不思議を感じさせた美味しさでした。
また他の味わいも頂きたいなと、次回も必ず行かせて頂きたく感じたお店。ご馳走様でした。
では今回はココまで。
明日も宜しくお願いい致します!


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