shopmenfile067 宮川伊吹 中華そば(並)(68杯目)
本日仕事中、スタッフがゴミ収集と、神戸市指定のビニール袋を持って来たので、よっしゃとゴミ箱からそのゴミ袋へゴミ移動をさせていた所、「んふふふ」と笑われる。
え?なんかおかしい?と言いながらまたそのゴミ箱をふりふりしてビニール袋に移動させていると、「んふふふふふ」と笑われる。
ん?そんなにおかしいっすか?結構真剣にふりふりしてんすけど、と言ってまたふりふりすると「あはははははっ」と爆発した様に笑われた。
そしてそれをいつも一緒にいるスタッフに「そんなにおかしい?結構真剣真顔やってんけど」と言うと、
こうですよこう!と、実際にその姿を見せてくれ、それがいかに不細工だったかが理解出来た、中腰腕超小刻みぷるぷるおっさんだった、あ、それやっぱおかしいな〜ものグラムでした(笑)。
やはり自分の事は一番わからない。(笑)いや、次回からはもう少しシェイクを大きくしよう、ってちゃうか?(笑)でした(笑)。
では!
3連休もやっと終わり、しかし意外と元気!本日もしっかりばりばり!いぐでっ!!!
今回はショップメン。昨年、2018年8月に行かせて頂いた岐阜・富山・新潟車遠征の1軒目。まずは外観からご覧頂きましょう。

コチラは飛騨高山に2015年7月30日にオープンされた比較的新しいお店、宮川伊吹さん。この店舗前に到着しての喜びはひとしおで、実は車遠征、前日夜から出発の下道オンリーの夜間走行(間仮眠を何度か取りましたけど笑)で約13時間後に到着(予算を掛けるともっと短時間で到着する笑)。下道オンリーの大変さがスパイスとなると逆に到着時の喜びはかなり大きくなるのも今回の遠征で得られたもののひとつでしょう(笑)。その遠征ダイジェストは↓コチラ、気になられた方は是非!ご覧頂けますと嬉しいです(笑)。
Column0151 2018年3〜5発目、総括ダイジェスト その2
皆様こんばんは、本日は実食に外に出ようと起床したものの、いや、やはり今日は宅内実食をしようと切り替え(笑)、スーパー買い出し以外外に出ていない、結構やることでけた〜ものグラムです(笑)。しかしまだまだメニュー、しなければいけない事は山ほどあり本日1日で片付く物では無いっす(笑)。しかし区切りとして納得出来る所までは来たかな、あとは今日と明日の記事書きのみ、と思うとコレがまたなかなか大変やなあ、なん...
今回来させて頂きました宮川伊吹さんは、飛騨高山の老舗ラーメン店「宮川中華そば」の3代目ご子息がオープンさせた店舗。宮川中華そばは高山ラーメンと言えばのうちの1店舗でもあるかなりの有名店ですが、実はこの息子さんは東京の人気店で修行され、その後伊吹と言う店舗もオープンされています。
今回の宮川伊吹さんは、父親の世代の築き上げられた伝統を守りつつ、しかし現代的な調理法も取り入れられた中華そばを提供されるお店で、どうしてもその味わいを頂きたいと来させて頂いた次第。完全なる新店では無く古き良きをしっかり守ったベースに新たな味わいへ昇華させると言うのに引き寄せられ今回訪問に至った次第です。
では、違うアングルからも外観をご覧頂きましょう。

この外観からもその古き良きと新しきが感じられます。到着は10:25。この界隈自体がひっそりとしており、9月手前のいよいよオフシーズンだったからかもしれません。ではイン、いよいよ入店させて頂きました。

オープンは10:00ですが、やはりまだ昼時には早かった為か店内はワタシのみでした。中に入ると落ち着いた空間ながら現代的なカウンターとテーブルの作りになっており、心地良い空間でした。
すると、まず店員さんがいらっしゃいませと言いながら調理場内の業務用冷蔵庫からあるものを出されグラスに注ぎ、まずどうぞと差し出されました。それがコチラのお店の特徴のひとつでもあるんです。それは?

実は紅茶。中華そばを頂く前に口の中をさっぱりさせる為に提供されているこれは今風と言うか進化系。一口頂き口内をリセット。この紅茶はなかなか締まる感覚で美味しかった。
そしていよいよオーダーに入るんですが、実はとてもシンプルで直球勝負。

中華そばは並か大のみで、半熟味付玉子のトッピング、あとはライスとチャーシューご飯。本当はサイドを出来るだけ頂きたいながらも今回はスタンダードの中華そば(並)のみのオーダーとさせて頂きました。この後の工程もなかなかハードだった為(笑)。
オーダー待ちの間、この宮川伊吹さんのこだわりが書かれたシートを発見、しっかり読ませて頂きました。

実は最初の紅茶もお店のこだわり。お冷からお箸、ラーメンダレ、中華そばのこってり、そして中華そばのコンセプトが書かれたこの想いは繊細でお客様を想い実際にアイデアとして現実化されたもの。しかしありそうで他ではなかなか無いお箸は飛騨の杉を使用。コレは大きなポイントです。
そのお箸がコチラ。

肉眼で見ると、もっと色のある存在感の大きいお箸でした。飛騨の杉の香りが中華そばを頂く際にほんのり感じられる、この演出はかなりニクいとしか言い様がありません。
そうこうしているうちにいよいよ完成。堪らない瞬間がやって来ました。ああ。

かなり上品で、和を強く感じさせるのは竹の子の存在かもしれませんが、現代の淡麗系を思わせる仕上がり。しかししっかり濃いめ色合いのスープは高山の伝統でもある寸胴ひとつで完成させるスープ。実は高山ラーメンはスープにかえしの手法で仕上げられるものでは無く、寸胴ひとつで完成させる醤油味のラーメン。
あと、高山ラーメンの定義としてはかつお節、魚ダシ、具は基本はチャーシュー、ネギ、メンマの3種、基本は平打ち細麺がスタンダード等あるんですが、今回の一杯はメンマの代わりに竹の子ではあります。
しかしこの仕上がりは本当に美味しそう。そしてこのチャーシューの大判さが他ではなかなか見られないのもポイントです。
では、個人的には13時間車ではるばる(笑)ですので、堪らん!と頂きます。まずアップから。

オイル感は非常に低いだし勝負を感じさせる仕上がり。しかし先程の写真でもあった様に、実はこってり設定もあり頂けるのがポイントでもあります。スープを作る段階で出来た、白濁した層の部分をスープに加えるのがこってり。伝統的な中華そばとは異なるながらにその美味しさがあるのも踏まえ、そしてそのニーズがあるのも理解されての設定でしょう。しかし店舗として提供したいのはやはりデフォの中華そばでしょう。今回はこの非常にオイル分クリアに感じさせるこの旨味凝縮の美味しさを堪能したかったのです。(本音はこってりも頂きたかったんですけども笑)
では!スープ!

醤油の色合いはかなりしっかりしてますが、オイル分は本当に少ないこの仕上がり。楽しみです。
上品なかつおと節の魚介の風味がしっかり感じられる中、思った以上にまろみのあるマイルドさを憶えるのが意外で、醤油のキレやカドは一切感じられない優しく上品。旨味がしっかり凝縮されただしの強さがかなり感じられ、ひとつの鍋の中で完成されるスープの美味しさは丸くなる、しかしぼやけない美味しさだったのは印象深くクリア。
進化系の淡麗とも言える味わいには正直驚きを隠せないながらすうと入り、当たり前の様に消えていく。
小さいお子様からご年配のお客様まで美味しく頂いて欲しい思いがしっかり伝わって来た、新たな王道的味わいでもあるのかなと、若干頭はスクランブルしてます(笑)。
そして麺。

先程書かせて頂いた高山ラーメンの基本定義の麺は平打ちでしたが、この麺は完全なる細ストレートで平打ちではありません。そして全粒粉練り込みはやはり現代風なんですが、この味わい食感はいかに?です。
もっちりとした比較的粘りのある印象で、滑らかしっとりの加水率低めの麺は全体に優しい。しっかり小麦の風味を感じさせる美味しさとこのスープの相性も良く、全体的に新たな高山中華そばの味わいを感じさせた一杯で美味しかったです。
この新たなる伊吹をしっかり感じさせるコンセプト、今までの伝統も取り入れられた美味しさは唯一無二、しかし馴染みの良い巧みな美味しさ、深さを感じさせ、今後さらにファンは増えるだろうと思わせたお店、そして一杯でした。
宮川伊吹
〒506-0026 岐阜県高山市花里町6-9-3
TEL
0577-57-7345
営業時間
10:00〜16:00
定休日
火曜日
メニュー
中華そば(並) 750円
中華そば(大) 900円
ライス 150円
チャーシューご飯 350円
半熟味付玉子 100円
公式HP
http://j47.jp/miyagawaibuki/
MAP


ものグラムインフォ:Instagram(cupmen)/Instagram(RAMENSHOP)/Twitter
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