shopmenfile043 食堂 やまと 中華そば(小)(+かつ丼(中))
本日の外実食、この1年間、いつのタイミングで行くかとかなり意識していたながらにその1年が経ち、なんかよ〜わからんけど今日や、でもしんどいなあ、ホンマに今日行くん?またでええやん〜、いやっ!いぐでいぐでっ!なになまっちょろいコトゆうとんねん〜!1時間位普通に待てるやろ?う、っしゃ〜ないなあ〜〜と葛藤、ものグラムです(笑)。
しかし!いざ行くと急遽決定した1年以上いつになったら行くねん?がクリアー出来たまらん(笑)。変に気合入れすぎて思いっきりポールゲット(ポールポジションから来たラーメン界待ち1番目の意笑)!2位との差約30分! ........。。
どんだけはよ行くねん?でしたが、その後オープン時には約30名、実食終了後には40名以上の列、コレ最後尾で1時間どころか2時間、いや、もっと掛かる?あ〜、やはり早起きは三文の徳?あ、違うか(笑)、いや、1時間10分待った甲斐あったなあと、今回の実食はかなり満足、勝手に達成感に浸るワタシでした(笑)。
では!
その後も洗濯もし、なんと遠征前の散髪セルフも完了(歴20年笑)!朝はばりばりのゴミ出しも完了!ええ1日やないか〜い〜〜!と、今から晩酌したいと思いながら、まずアップ!今回はこの流れでショップメンと参ります!おしゃいぐでっ!!
はいっ!!
今回はかなり久々ですが岡山県から、2017年は本当に何度も来させて頂いた、おまいどんだけ岡山好きやねん?と言われた年だったのを思い出します、というかばりばり憶えてます(笑)。
では!
岡山で中華そば、そしてぜひ食べたいご当地どんぶり、そのダブルを味わえるお店の筆頭に上がる地元で愛され、今では観光客にも人気のお店!まず外観をご覧頂きましょう!
コチラ!

この段階でもう既に列をなしているのがご確認頂けますが、え?中華そば?ラーメン?と思う方も多いと思います。場所はJR岡山駅からだと徒歩では若干遠く15分程度掛かるでしょうか、岡山のチンチン電車、岡山電軸東山線、城下駅からすぐの立地となります。わかりやすく言えば岡山駅から岡山後楽園方向、後楽園近く手前、ですね。
この訪問日時は2017年11月9日、朝8過ぎに我が兵庫県から出発し在来線でゆらり揺られ到着、隣の県ながらにかなり旅した気分を味わえる時間と景色、近畿圏から中国地方の接続でローカル線に乗っている感覚も味わえる楽しすぎる工程で電車到着、そのまま徒歩でコチラに着いたのが11:15。そのお店とは!
食堂 やまとさん
この段階でもこの外観から、ん?中華そば?と思わせますよね、しかも食堂です、。
しかしこのお店は老舗で、なんと洋食屋さんなんです!洋食屋さんでラーメンも提供されているお店。全国的には食堂系ラーメン店が点在はしてますが、洋食店で中華そば、かなり珍しいでしょう。
まず、この「食堂 やまと」さん、創業はなんと1948年。昭和23年で、創業者は大和衛実さんと言う方。元々洋食店で修行を積まれ、戦時中は日本軍の幹部のお付きのコックを務められたそうですが、従軍先の中国で目の当たりにした食材や調理法に感化され、その後編み出されたのが中華そば。豚骨から出されたスープのラーメン。その流れで洋食屋としてのメニューもありながら中華そばも提供され、現在もその流れを受け継ぎ、こうして今目の前には頂かんとばかりに列をなしている、と言う事。かなりの歴史あるお店で、今もなお現地で愛されている、それが何よりも素晴らしいポイントでしょう。
では、手早く撮影を済ませ、この列に並ばせて頂きました約10番目かな。もうこの時、着いた時点で満足感高しだったんですが(笑)、食べないと記事も書けないしお腹も膨れません(笑)。それ位にやっと来れた達成感は堪らなかったと、毎回堪らなく感じられるなら幸せです(笑)。
そして少しずつ列は進み、おっ!おおっ!!はコチラ。

少し小さいですが(笑)、このメニューを列挙して行きますと、中華そば、五目そば、チャーシュー麺、かつ丼、やきめし、ハヤシライス、キムチそば、野菜そば、トマト野菜そば、とんかつ、シチュー、オムレツ、カレー、カツカレー、コロッケ、もう個人的には全部頂きたい!興奮状態に陥りそうながら(笑)、それは無理なので今回は中華そばともう一品、確実に決め、あとはそれぞれサイズが選べる様になっています、それに悩むんよなあ、でした(笑)。
その後しばらくしてドア前迄来る。回転は結構早く、

ココで昔ながらの洋食屋さんらしい看板がやっと目の前に見えますが、やまとの文字と、ラーメンの図、そしてナイフフォークの図が一つになったのは、洋食屋さんらしいながら、どんぶりに湯気のラーメン?よく見て感じてみると不思議な図柄でもあるでしょう、まさにありそうで無いココだけの看板。本当にそれを見ていよいよ次か!ワクワクと言うか、緊張感を感じながらお次一名様どうぞと、そ、速攻で来た(笑)、準備でけてなかった!ワタシでした(笑)。あの看板下のケース内の食品サンプル、と、撮りたかったんだけど....(とったらえかったのにな笑)。
インすると、外の列、待ちとは比べものにならない活気あるお客さんの多さ。テーブル席メインでカウンターもサブである感じです。お客さんの層はかなり特徴的と言っていいでしょう、人生の先輩方ばかりで、年齢的にワタシ以下は恐らくゼロ。それにしてもテーブル席と言ってもそんなに余裕の無いスペースながらそれぞれがとても楽しそうに会話し食されている活気溢れた空間はそうそう無い光景だと思います。
カウンターに着席させて頂き、キッチンに面する。いやあ、ラーメン屋さんの光景では無いよなあ、と思いました。

外観もですが、内装キッチンも色は違えどレンガな壁。(タイルかな?笑)今このレンガの壁は希少な部類というかなかなか見られなく逆に新鮮に感じさせます。(た、タイルかな?笑)この内外装、それもお店の一部で毎回楽しみにさせて頂いてるんですが、ラーメン、中華そばではなかなか皆無な感じです。それでも洋食屋さん、それを思うと違和感はないかもですが。

現在は2代目店主さんがやはり洋食屋さんのスタイルでそれぞれの味わいを作られていました。

そして!現在3代目の大和裕一さんも活躍されています。もう次の代も引き継がれるのは地元でもそうで無くても嬉しいですよね。今ラーメン業界での死活問題のひとつに挙げられているのが人手不足でもあります。美味しい味わいでも廃業する理由の大きいそのひとつは人で深刻な問題でもあるのが現状なんですが、こうして2代目、3代目が一緒に活気あるのを見られるのもお店お味わいのひとつだと、ショップメンの味わいは五感で感じるものだとつくづく感じられた和んだ瞬間でした。
あっ!
そんな余裕はない(笑)、サイズどないしよ?ながら(笑)、やはり手際良く約5分後、先に到着したのはなんとどんぶり。最初にお伝えさせて頂きました、岡山のご当地などんぶり、先に来てしまった(笑)。しかしまあいいでしょう!順序的にはコレこそが岡山のどんぶりだ!コレや〜!と、最後にアップでもいいんですけどね、正直なので先来たものから先にアップしました(笑)。
コレや〜〜!!!(この言い回しは外さへんでっ笑)

かつ丼
どどんと来たどんぶり、かつ丼ですが、全国的にはかつ丼?でしょう。
このやまとさんでのメニューではかつ丼、コレこそデミカツ丼で、岡山と言えばの食のひとつです。卵とじのどんぶりでは無く、洋食のデミグラスソースのかつ丼、コレこそが岡山ご当地の味わい。そのかつ丼と中華そばをどちらも頂けるお店だったんですね。それにしてもアプローチが洋食屋さんからの中華ですからね、全くオリジナル、ちなみにこのラーメンのスープを使用してこのソースを作られているのが大きなポイントでもあります。
では!!
の前に、やはりもう少し待って(やっぱりまつんかい笑)、いや、その後直ぐに来た!コレこそが洋食屋さんの中華そば!コレやコレ〜〜来た〜〜!!

ディスイズザシンプル。相当年季の入ったどんぶり、器も、洋食ワードからは出てこないだろう仕上がり。しかし岡山のコチラやまとさんでは毎日1日1日提供されて来た人気の証、器が物語っているのがおわかり頂けるでしょう。すごい。しかしシンプルにごく普通に美味しそう。
では!
いよいよ実食!頂きたいと思います!
ます中華そばから!す〜〜〜ぷっ!!

豚骨ベースで清湯(チンタン)と白湯(パイタン)の中間的な濁りを感じさせる見た目ですが、醤油の色合いがまさに中華そばで九州の豚骨文化とは違う流れで来た味わいでしょう。あと、実は↑の写真6枚目(中途半端すません笑)、3代目の右奥にある寸胴鍋に見えるもの、ご確認頂けますでしょうか?
コレ、実は豚の骨だけならぬ、皮の旨味がコチラのお店のポイント!なんだそうです。
ずずz。
うっわわわ!
正直、想像を遥かに超えた旨味。豚骨、いや、やはりコレは皮の旨味だっただろう知り得なかった美味しさは声出さず唸る(笑)。昆布、削り節(さば、いわし)の豚に負けないしっかりしただし感は力強い感を感じさせないながらに豚に負けない強さ。通常魚介系は豚の強さに負けそうになるながらも、この節と豚が対等に来る感覚で、この豚のオイル、今回は皮からの旨味なのかな、非常にコクありパンチあり、しかし素朴でもある、一見不釣り合いに感じられる要素が一体に感じられる、しかしながらごく普通にこの場所で親しまれている自然な感じ、いや、この味わいは全く初めてと言っていい位の美味しさバランス、個人的にそう思えてならない感動を覚えました。(小サイズですけど)
麺!!

やっぱり麺持ち上げすぎやな、と反省(現在は改良中です笑)、しかしわかりやすい中細のストレートですよね。
うん、もっちりしなやかなみずみずしさで、弾力しっかり若干の粘りのコシ。舌触り喉越し共にごくごく自然に、適度にスープを絡めて来るクオリティはかなり高かった。
この中華そば、正直ラーメン界においてもかなりヤバい美味しさ、しかもごくごく普通と見せかけての深さはなかなか無い美味しさ。もうこの時点で洋食屋さんというワードを取り払う、忘れてもいい様な気がしました。それ位奥のある美味しさでした。
では最後!!
最初に来たどんぶりですが(笑)、かつ丼!!

時空フレキシブルにもう一度(笑)。
今回かつ丼、実は中サイズです(笑)。中華そば小にかつ丼小の組み合わせがマスト的だそうですが、普段全く飯粒を頂かないのでつい反動で中華そばよりボリューム大のかつ丼をオーダーはすんません(笑)。頂きます!
このかつ丼のかつはラードで揚げられた独特の香り香ばしさに、厚みがしっかりある(約1センチ)豚の食感がたまらなく、ソースはこのラーメンのスープを使用したデミグラス、思った以上に酸味あるトマトは甘味もあるケチャップ感、昔ながらの感覚がまた病みつきにさせる美味しさで、この味わいのかつ丼は本気で他で味わえないだろうなと思う希少さを感じさせました。
不思議な感覚だったのは、昔ながらの洋食屋さんのテイストもしっかり感じさせながら、独自の味わいで、こちらでしか味わえないオリジナリティをしっかり感じさせた美味しさは人を惹き付ける、連日行列が出来るのも納得させました。
この味わいとの出会いは正直個人的にかなり嬉しかったです。しかしこの独特な素朴さと深さ、より探りたいなと、今後記事にするか無いか?麺がメインなので(笑)、するかもしれませんお楽しみに!です。(笑)
ではココまで。明日も宜しくです〜〜〜!!


ものグラムインフォ:Instagram(cupmen)/Instagram(RAMENSHOP)/Twitter
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